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ただのラーメンを子どもたちが「おいしく」してくれた話(5/31)
子どもたちのようす
今日は、小5男子より前々からいただいていた、「ラーメンが食べたい!」というリクエストに応えました。
あたりまえですが、つくってみると強烈な企業努力がわかるわけで、インスタントラーメンといえどあんなにおいしくつくるのって簡単じゃないことを思い知らされるわけです。
いつも通り、見た目は「アレ」ですが、
感想は、「おいしい!」とのことで、一口食べて、笑顔でこちらに👍サインを送ってくれて、ひと安心しているところです。
なんで手づくりのラーメンがおいしくなったのか。
正直、そこまでおいしくはないのですが、なんでおいしく感じるのか。というのを少し考察してみたいと思います。
味がおいしいのかどうか、みたいな話がないわけではないと思いますが、8割ぐらいは関係なかったんじゃないかというのがなんとなくの見解です。(笑) #味は2割
1.先週からの1週間の告知活動
先週、二つ返事でOKしたのですが、その後、毎日そのこと(つくってもらえること)をいろんな人に話す話す。(笑)
「楽しみ」をいろんな人に、「くりかえし」伝えることで、その子自身の中での期待値がどんどんあがるってことが起こっているんじゃないかと思います。
そうやってあげきった期待値に対して、学校から帰ってくると、それらしき「におい」がしてくる。
わかっているはずなのに、帰ってくるなり「今日ってごはん何?」と聞いてきます。(笑)
メニューを伝えると、なんとも言えない、うれしそうで少し照れくさそうな表情が忘れられなかったりします。
2.実際にそうなることのうれしさ
もう一つは、楽しみにしていたことが、「実際にそうなることのうれしさ」だろうと思います。
約束を覚えていてもらえたり、その約束が実際に形になることがうれしかったんだろうと思います。
普段はあんまり野菜を食べたがらない子ですが、野菜もきれいに食べていたあたり、「うれしい」「安心」など、いろんな感情が混じったようすだと感じました。
そんなことを考えていると、
ラーメンを作ったのは「私」なのですが、そのなんでもないラーメンをその子が「おいしく」してくれたんだな~ということに気がつきました。
その子が「おいしいおいしい」と言いながら食べるので、周りの子もつられて「おいしい」を伝染させられていました。
そうやって、おいしくてたのしい、そんな幸せそうな夕食の時間が訪れたのでした。
今日の夕食メニュー
・白ごはん
・野菜たっぷり味玉ラーメン
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