お知らせ NEWS
ちょっとした変化がわかるからこそのコミュニケーション(6/5)
ありがたいことに、この3月で開所して5年が経過しました。
本当にいろんな方々の支えがあって、協力があって続けられています。いつもありがとうございます。
以前、5/17(水)に日常を支援することの意義について書かせてもらいました。
今日はその続きを少し書きたいと思います。
日常を支援することの意義
非日常の支援と日常の支援、どちらかがいい。という話ではなく、どっちも子どもたちにとっては必要な機会だと考えていますが、今日は日常支援のよさそうなところを少し抜粋して書いてみようと思います。
今日は「子どもたちとの“信頼“を貯めるコミュニケーション」というテーマで書いてみます!
子どもたちとの“信頼“を貯めるコミュニケーション
子どもたちと毎日を過ごしていると、毎日を過ごしているからこその「日常の変化」を感じます。
それは本当に日常のごくごくわずかな変化であることが少なくありません。
・友だちとケンカした
・不安なことがある
・嫌なことがあった
毎日、長い期間、顔を合わせているからこそ、そんな小さな変化に気づくことができます。
「ちょっと元気なさそう」「少し疲れた顔しているね」「なんか今日は楽しそうだね!」
定期的に顔を合わせているからこそ気付けることがある。
だからこそ、子どもたちが話してくれることではないことで、
子どもたちの見た目や雰囲気からわかることをどんどん伝えることを意識していたりします。
まずは「みてくれている」という感覚をもってもらう
日常の変化がわかるからこそ、小さな変化のうちにそのことを伝えることで、
子どもたちとの「信頼」を貯めることを意識していたりします。
信頼関係をつくることが大事。ということはよくきく話ですが、
少し言い換えて、「子どもたちが自分のことを見てくれていると感じる度合い」という風に定義しています。
「あ、この人は自分のことを見てくれているなー」
「見ようとしてくれているな」
「知ろうとしてくれているな」
そんな感覚をもってもらうことを意識していたりします。
そうやって、日常で「信頼」を貯めているからこそ、
子どもたちにとって、何か難しい状況になったときに力になってあげられたりするわけです。
何か難しい、大きなことがなかったとしても、
日常の「見てくれているという感覚」をもった子どもたちは、安心して過ごすことができたりします。
「褒めて育てるのかいいのか、叱って育てるのがいいのか。」とか、いろんなことが言われていますが、
「信頼の土台」が築けているかどうかが大きなポイントだな〜と思っています!
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